あなたは、好きな人や気になる人がいますか?
そして恋愛において相手に尽くすタイプですか?
もし尽くすタイプの場合なら、尽くしすぎていませんか?
好きな相手のことを一途に思って尽くすのは、一見いいことのように思えますが、尽くしすぎることによってマイナスに働いてしまうことになりますので、異性を夢中にさせるテクニックもふまえてご紹介していきます。
相手に好かれたいなら尽くしすぎは今すぐやめるべき!
相手のことが好きだから、ディナーもごちそうしたいし、プレゼントも買ってあげたい。
さらには車で送り迎えもしてあげたい。
相手に好かれたくてこのような行為をしているのなら、すぐにやめた方がいいです。
心理用語の「サンクコスト効果」という言葉をご存知でしょうか?
「サンクコスト効果」とは、過去に発生している出来事が(もったいないという心理によって)現在の意思決定に影響を及ぼしていることです。
人はお金と時間を費やせば費やすほど、その対象にのめり込んでしまう傾向にあるからです。
例えば、大当たりの興奮が忘れられず、賭け事をなかなかやめることができない人が大勢いるように、ギャンブルではこういった心理的作用が働いていると言われています。
これはギャンブルだけでなく恋愛においても同じようなことが言えます。
好きな人がもしブランド物のバッグが欲しいと言っていたからとバッグを買ってあげても、高いディナーをごちそうしたとしても、なかなか付き合ってくれない…
でもこれだけお金と時間をかけたのだから、もう少し頑張ればもしかしたら…
ともし考えているのであれば、それもサンクコスト効果の表れです。
ギャンブルと同じように、勝算もなく大金をつぎ込んでいったとしても、お金がなくなっていくだけで、なかなか勝つことができないように、恋愛においてもなかなか振り向いてもらえないけど、いつかは振り向いてもらえると思ってしまうのは、ギャンブルのように借金してしまう可能性があります。
それだけならまだいいですが、好きな人にお金をたくさん使っても振り向いてもらえないとなった時に、愛情が憎悪に変わってしまう人も少数ですがいます。
いつの間にかストーカーになってしまう人もいます。
我を忘れてそうなってしまって、気づいたら逮捕されていたなんてことにならないように気を付けてください。
これは逆でも言えますので、大金を貢ごうとしている相手がいたら、確かに嬉しいかもしれませんが、それがきっかけで何かが起きてしまってからでは取り返しがつかないので、欲を抑えてある程度は断る勇気も必要です。
好きな人との良好な関係に必要なことは?
好きな相手がいるのであれば、相手にも多少のお金と時間をを負担してもらうようにしましょう。
まさによく言われる「ギブ・アンド・テイク」です。
相手にもコストをかけてもらうことで、相手にも「かけたコストのもとをとろう」という心理が働き、あなたと真剣に向き合う気持ちになってくれるでしょう。
もしデートで、奢ってもらうことが当たり前と思ってる女性には要注意だし、もし心当たりがある女性は、きちんと向き合おうと思うなら、少しでも労力やお金を使ってあげることによって男性から好印象になるでしょう。
キャバクラやホストクラブなどではあえて「サンクコスト効果」が使われる?
キャバクラやホストクラブのような特殊な職業では、無意識的にですが、この「サンクコスト効果」が積極的に取り入れられています。
おそらく水商売をしている人は「サンクコスト効果」という言葉を知らない人がほとんどだと思います。
ですが、この効果をうまく利用しています。
お客さんにお店に来てもらい、お金もたくさん使ってもらうことによって、相手に労力とお金を使うほど撤退しにくいという心理状況を作ります。
お客さんの求めているような関係を真剣に考えている訳ではなく、悪魔でお客さんとして、お店でのみおもてなしをするだけです。
でもお客さんは、いつかは振り向いてくれると思い、大金を支払ってしまいます。
これがまさに「サンクコスト効果」です。
もし真剣に向き合ってもらいたいのなら、大金を使うのではなく、心理学を学ぶなどをして、心で向き合いましょう。
感想・まとめ
感想
特に男性に多いと思いますが、好きな人や気になる人にはおもてなしをしてあげたいと思ったり、プレゼントを渡して喜んでもらいたいと思う人がたくさんいると思いますが、お金があるからすべてしてあげるのではなく、あえて何かを頼んでみるのもいいかも効果的に思います。
ある程度の見栄やプライドは大事だけど、「サンクコスト効果」を思い出して、ギブ&テイクの精神を忘れにように!笑
まとめ
サンクコスト効果とは、異性を夢中にさせるテクニック!
労力とお金を使うほど物事や事業から撤退しにくくなるという、経済学でよく使われる心理学用語。
恋愛やギャンブルでも同じ効果を発揮する。
時間か支出、どちらかを「いっぱい使った」と認識すれば、相手は簡単にあきらめられなくなる。
相手に費用と時間をかけてもらえばもらうほど、真剣に向き合ってもらるようになる可能性が高まる。
※心理学的にはこのような傾向があったり、上記のように思われる可能性があるというだけで、必ずしもこの性格と断言したものではありません。
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