誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント、どんなものをあげたことがありますか?
どんなものを贈ったらいいのか迷ってしまいますよね・・・。
もうすぐバレンタインだけど、チョコレート以外のプレゼントをあげようと思っている人はいませんか?
プレゼントを贈れば、必ず喜んでもらえると考えてしまうのは間違いです。
場合によってはプレゼントをあげたのに無駄になってしまうこともあるので慎重に選ぶ必要があります。
今回はどんな贈り物が喜ばれるのかを紹介していきます。
プレゼント選びでどんなものを贈るべき?
好きな異性の気を引くためにプレゼントしようとする人は多いと思いますが、何を挙げたら喜んでもらえるのか?
事前に欲しい物を聞いてあれば、それを買っていけば間違いないですが、中にはサプライズとして買っていきたい人もいると思うし、男性に欲しい物を聞いたのに、欲しい物が何もない訳ではなく、負担をかけさせたくないだけかもしれませんが答えてくれないときもあると思います。
そんな時のために、まずはどれぐらいの価格のものをプレゼントしてあげればいいのか…?
贈り物に関する興味深い実験結果があります。
この実験は、日本・アメリカ・スウェーデンの大学生6人1組であるゲームをしてみました。
参加者は、ゲーム後に換金可能なチップを40枚もらってからゲームをはじめますが、ゲームの結果は実験する側で操作ができるようになっています。
そのうち参加者に「次回のゲームに負けるとチップをすべて失う」という局面に立たせます。
その段階で10枚のチップとメモが入った封筒を渡します。
メモには送り主が誰か(ほかのメンバーの誰か)ということと、次の3通りの条件のうち、どれか1つが書かれています。
①利息をつけて返して欲しい(高義務条件)
②同じチップを返して欲しい(同一義務条件)
③差し上げるので返す必要はない(低義務条件)
ゲームが終わった後で、手紙とチップをもらった人が送り主に対して思った好感度を調べたところ、なんと国によって結果が変わりました。
スウェーデン人は①の高義務条件をつけた送り主を最も高く評価していました。
日本人とアメリカ人は同じで、②の同等のものを返す同一義務条件をつけた送り主にもっとも好意的な評価をしたことが分かりました。
日本人に関しては①と③は送り主に対する評価が極端に低くなっています。
この結果から、たくさんの見返りを求められる贈り物は当然喜ばれないし、逆に見返りを全く求められないと喜ばしいことかのように思えますが、好意的に受け取らないようです。
これは国民性はあるかと思います。
昔から日本では物々交換の文化があり、今でももらった同等の金額ぐらいのものでお返しをしないといけないという刷り込みがあると思います。
男女でだと、必ずしもこの通りとは言えないですが、カップルだとか同じような立場の場合はおそらく同等の価値のものをプレゼントのお返しとしてすることが多いと思います。
男性の場合はよく聞くのは女性からもらったプレゼントよりも少し高価なものをイメージしてプレゼント選びしていると言われています。
女性からも、日頃お世話になっているから、「たまには高価なプレゼントをしてあげたい!」と奮発して高価なものを買おうとする人がいるかもしれません。
その高価なものも使い方によっては効果的に使えるのでご紹介します。
女性から男性へのプレゼントで効果的なものは?
女性は男子よりも比較的、どんなプレゼントでも好きな人からもらうのであれば喜んでくれることが多いと言われていますが、男性はいろいろとこだわりが強い人が女性よりも多いです。
だからこそ、男性にプレゼントを選ぶ際には、堂々と何が欲しいのか聞いてしまう方がいいかもしれません。
中には、遠慮してなかなか言わない人もいるかもしれませんが、そういう人には万人受けしそうなものを選んであげると効果的です。
万人受けすると言っても身に着けるものは避けた方がいいでしょう。
財布・時計・アクセサリーは毎日身に着けるようなものなので、より一層こだわりが強いのできをつけてください。
バレンタインに関していえば、もし付き合っていたり、夫婦の関係だったりする人は、ストレートに欲しい物を聞くまたは、デート中に事前にリサーチしておくことが必要だと思います。
注意深く言動を見ていると、どこかにヒントが見え隠れしているはずです。
それでも何も見つからない場合は、現在愛用しているもので、ボロボロになってきているようなものを探したり、男性の好きなブランドや商品のものを探してみます。
そうすればこだわりが強い男性でも喜んでくれるでしょう。
バレンタインに関して言えば、バレンタインにあまり高価すぎるものを贈らない方がいいかもしれません。
これは、すでにご紹介した実験のように、高価すぎず安すぎないものが日本人が好む傾向にあるからです。
1か月後に返さないといけないお返しのこともあるのと、自分がもらったのと同等か同等よりも高価なものを返さないといけないという考えを持っている男性は結構多いです。
だからこそ、高価すぎるプレゼントをバレンタインにもらうのは、プレッシャーに感じることもあります。
それと、世間一般には、バレンタインやホワイトデーよりも誕生日やクリスマスの方がきちんとお祝いのような形をとっている人が多いため、バレンタインやホワイトデーに高価なものにしてしまうと、誕生日などにメリハリが出なくなってしまいます。
いろいろなことを踏まえて考えると、やっぱりチョコレートやお菓子おようなものが無難だと思います。
正直手作りでも買ったものでも男性はそこまでこだわっていないと思いますので、手間をかけずに買ったチョコレートでもいいと思います。
お菓子作りが得意な人はもちろん手作りで作ってあげてください。
それはそれで喜んでくれるはずですから。
でも、手編みのマフラーや手袋のようなものは、手間に見合った感動や喜んでもらったりが正直できません。
先ほど言った通り、男性はこだわりが強いため、外であまりつけたくないようなものだとかえって逆効果になりかねません。
そして、身に着けてくれないことに関して、あなた自身もショックを受けてしまう可能性があるので、気を付けてください。
男性が女性に贈るプレゼントは何がいい?
女性は基本的には好きな人からのプレゼントはどんなものでも喜んでくれます。
ですが好意を一方的に持っているだけのような関係の人には必ずしもそうとは限りません。
最初の実験であったように、贈り物を受け取ると「何か同等のものをお返ししなくては」という義務感が生じるのが人の自然な心の動きです。
だからあまりにも高価なプレゼントは負担になるので喜ばれない場合があるのです。
また、お返しの必要がない無償の贈り物は、相手に「何か狙いや下心があるのでは?」と警戒心を抱かせることになります。
これらのことから、贈り物は相手が受け取りやすいものが一番効果的です。
そんな時によく選ばれるのが「花」です。
花なら気軽に受け取ってもらえます。
花が嫌いな女性はそこまでいませんので、だいたいの女性が喜んでくれることでしょう。
花を贈る時のポイントは、相手の好きな花を選ぶということです。
そうすることで「好きな花がわかるくらい君のことを知っている」ということをさりげなくアピールできますし、相手も「私にそれほど関心がある」と自尊心が満たされるという効果が期待できます。
好きな花がわからない場合は花言葉を調べて、自分の伝えたい気持ちにあった花を贈るのもいいかもしれません。
気を付けた方がいい点は、花でも鉢植えの花は避けた方がいいでしょう。
相手に「育てなきゃ」や「枯らしちゃいけない」という義務感が生じてしまうからです。
見た目から考えても、贈るなら花束の方が適しています。
そして、誕生日やクリスマスや1年記念日のような大きいイベントの時には、特別感を与えるためにいつもよりもワンランク高い高価なプレゼントを贈ってあげましょう。
もしも女性が高価なプレゼントをもらえて当然と思えるような場面は、頑張って少し奮発したプレゼントをして、相手の自尊心を満たしてあげましょう。
もしお金がない場合はいつもと違ったこととして、心のこもった手紙を書いてあげたり真心をこめたものなら喜んでくれるでしょう。
貧しい人の誠意あるささやかな贈り物は、金持ちの見栄を張ったたくさんの贈り物より勝るという「長者の万灯より貧者の一灯」という言葉もあります。
実は初めに紹介した実験で、こんなことも調べていました。
渡されたメモとチップのメモの方には、送り主が何枚のチップを持っているかも書かれていました。
書かれていた枚数は、多いか少ないかのどちらかです。
ゲーム後の調査で、渡された人がより魅力を感じたのは、少ない枚数を持っていた送り主のほうだということがわかりました。
要するに、手持ちがない(貧乏)のに自分のチップ(贈り物)をくれたということに対して好意を抱いたということです。
結論・まとめ
いろいろと紹介しましたが、簡単にまとめてみます。
・プレゼントの価格は、高すぎず安すぎず。
・「高い」や「安い」は、お返しを考えた時に返しやすそうな価格
・男性はこだわりが強いから、直接聞くなど下調べをできるならした方がいい。
・もし下調べができなかったら、万人受けするような身に着けないものがオススメ。
・バレンタインでは、チョコレートなどが無難。
・手作りか買ったものかはどちらでも大丈夫。
・女性には花を渡すのがオススメ。
・花を渡すときは花束の方がいい。
・女性には、ビックイベントの時は高価なプレゼント渡そう!
・もしお金がなくてもその分は気持ちでカバー。
・真心こめたプレゼントは必ず届く!
(もし届かない相手なら人間性に難ありなためやめた方がいい。)
もうすぐバレンタインというイベントがありますが、1組でも多く笑顔が生まれますように!
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