言い訳する人はプライドが高い?あなたの身近にいる言い訳する人の心理状況とは?

心理学
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あなたは自分がプライド高いと思いますか?

ついつい言い訳をしてしまったりしていないですか?

何かをやる時に、できなかった時の言い訳を先に言ってしまったりすることはよくあることです。

心理学では、言い訳をする人はプライドが高いと言われています。

そしてプライドが高い人は、プライドの高さから、不利な状況をわざとつくり出します。

言い訳の中でもいろいろありますが、「セルフハンディキャッピング」という心理学用語をご紹介していきます。

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「セルフハンディキャッピング」とは?

「セルフハンディキャッピング」とは、わざと自分に不利な状況をつくり出してしまうことです。

例えば、テスト前に追い込みをしている時に、時間が足りないのに、なぜか掃除をしたくなってしまった経験はないでしょうか?

その他には、取引の成否に自信がないときに、「あの案件は前任から引き継いだばかりで、時間がなかったから…」と、「失敗しても仕方なかった」と前置きしてしまうこともまたセルフハンディキャッピングのひとつです。

このように「セルフハンディキャッピング」とは、自分が失敗したという事実で自分の評価が傷つかないように、事前に予防する「心理的防衛システム」の働きなのです。

心理学者 バーグラスらの実験

心理学者のバーグラスらは、セルフハンディキャッピング(失敗しても傷つきたくない心の表れ)の実験をしました。

AグループとBグループにそれぞれ問題を出して解いてもらいました。

Aグループには簡単な問題を、Bグループには難しい問題を解いてもらいました。

A・Bの両グループ共問題を正解できました。

そこで2つのただの水を用意します。そしてそれらを2種類の新薬だと紹介します。

1つは「能力を高める薬」、もう1つは「能力を抑制する薬」と伝えます。

すると各グループはどちらの新薬(水)を選んだでしょうか。

Aグループは「能力を高める薬」を選択しました。

簡単な問題が解けたので、もっと難しい問題を解けるようになりたいという気持ちからだと考えられます。

ですが、難しい問題を正解できたBグループは、「能力を抑制する薬」を選択しました。

これは、もし次の難しい問題を解けなかった時に、「能力を抑制する薬を飲んだから仕方がない」と言えるようにするためです。まさにセルフハンディキャッピングです。

もっと能力を高めていけばいいのに、自ら抑制させる薬を選ぶという不利な状況をつくり出しています。

プライドが高い人は、傷つきやすい人が意外に多い!

プライドが高い人で、日常的にセルフハンディキャッピングを使っている人は、もし失敗してしまった時に自分の評価が下がってしまったり、幻滅されてしまうことを恐れている心理状況にあり、守りの姿勢になっています。

これは傷つきやすいから、自分が傷つかないようにしたいという気持ちからです。

「もしハンディがなかったら、もっと高い実力が発揮できたのに…」ということで、「自分の実力はもっと高い」と他人から評価してもらいたいと考えています。

プライドが高い人はどんな人?

プライドが高い人は、それなりに自分に自信をもっている人が多いです。

例えば、人よりも頭がいい、人よりも運動ができる、人よりもかっこいい(またはかわいい)など、自己評価だったり人からの評価がある程度高い人に多いと思います。

だからこそ、一度の失敗でもその他者からの評価が変わってしまうのを恐れてしまいます。

仮に、テスト前に「今回時間がなくて全然勉強ができなかった。だからテストの点数はそんなによくないかも…」と前置きとして言う人がいたとします。

もしテストの点数が良かった場合、周りの人からは、「勉強時間が少なかったのにいい点とれるなんてすごい!」という評価になります。

逆にもし点数が悪くても、「全然勉強できなかったらしいから仕方ないよね。」となるだけで、「あいつは頭がいいから、時間があればいい点数が取れただろう」と思われるだけで、セルフハンディキャッピングを有効につかって、自分が傷つかないように守っています。

プライドが高いことダメなこと?

では、プライドが高いことは直すべき短所なのか?

「あの人はプライドが高い」と言われると、おそらくほとんどの人がいいイメージを持たないと思います。

ですが、プライドは長所でもあると言えます。

プライドがあるからこそ自分のプライドを傷つけないように努力をする人や、向上心を持って行動できることにつながります。

職場や学校で、仕事がすごくできたり、頭がいい人は、ほとんどの人がプライドを持っています。

もしプライドが無ければ、仕事に誇りを持ったり、いい点数をとろうと思うことがありませんし、いい結果が出せなくても、「私には能力がないから仕方ない」とネガティブに考えることになり、どんどんマイナスに進んでしまいます。

だから、過信しすぎたりプライドだけが高すぎて、行動が伴わないのはよくないですが、ある程度のプライドは持つべきです。

会社の経営をしている社長さんは基本的にはプライドが高い方が多いです。

要は、プライドが高いことが悪いのではなく、言い訳(セルフハンディキャッピング)を多用することがよくないと言えます。

感想・まとめ

感想

プライドが高い人は言い訳をする人が多いこととその心理状況をご紹介しました。

プライドが高いことは長所にも短所にもなります。

そして、ご紹介した「セルフハンディキャッピング」も時には自分の立場を守るために必要だとは思いますが、できれば「セルフハンディキャッピング」をつかわなくてもいいように、努力を惜しまず頑張りましょう。

自分を守るだけではなく、時にはビッグマウスで高らかに宣言してしまい、有言実行できるようになれるようにしていきましょう。

まとめ

セルフハンディキャッピング=失敗しても傷つきたくない心の表れ。

能力が高い人ほどプライドが高くなる傾向にあり、セルフハンディキャッピングをよく使いがち。

セルフハンディキャッピングを多用する人はプライドが高く傷つきやすい一面を持っている。

プライドが高い人がセルフハンディキャッピングを使う理由は、失敗したという事実で自分の評価が悪くならないように、事前に予防線を張る心理的防衛システムが作動したから。

でも適度なプライドは成果を出していったり成長していくために必要なこと。

プライドが高くてもいいが、極力セルフハンディキャッピングを使わないようにしよう。

 

※心理学的にはこのような傾向があったり、上記のように思われる可能性があるというだけで、必ずしもこの性格と断言したものではありません。

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